こんにちは。シャイニングです。
お金を稼ぐブログですが、初期の頃のように、こういう類の記事も書いてみることにします(noteに投稿もしています)。
「大卒のフリーターってどれくらいいるんだろう」気になりました。
自分が体調を崩し、会社を退職してから気づいたことですが、
平日の昼間に歩いている、「仕事をしていなさそうな人」が意外と多いんですよね(笑)
専業主婦の方や、定年退職された方だろうという方もいらっしゃいますが、その中で明らかに同年代の20代とか30代の男性も混じっているわけです。
・(僕と同じように)パワハラで体調を崩し、療養中なのか
・資産家なのか
・アルバイトで最低限の生活を送っているのか(自分の時間を大切にするタイプなのか)
疑問は尽きませんので、(私と同じ)大卒フリーターはどれほどいるのかについて調べてみました。
大卒でフリーターになる人はどれほどいるのか
フリーターという言葉は1980年代に生まれ、2000年ごろからは、就労支援の対象者として認識されている人たちのことを指します。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構が出している、【若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③― 平成 29 年版「就業構造基本調査」より ―】によると、フリーターの数自体は、減少傾向にあるようです。
「就職氷河期」と言われる、現在40歳前後の方々が新卒の頃に「なかなか就職できない」時期がありました。
そのころのフリーターの数をピークとして、(雇用の拡大により)減少傾向ですが、割合ではなく絶対数を基準にしている統計ですので、少子化についても考慮に入れる必要があると考えます。
つまり、20から25年前よりも、少子化により、現在の若年層の母体数が減っているのであれば、そのことを考慮に入れるべきです(単純に若年層の数が減ったから、フリーターの数も減っているように見えるだけで、社会全体のフリーターの割合は変わっていないかもしれない)。
ちなみに、ここでいう「フリーター」の詳細な定義は、以下の通りです。
フリーターは、年齢は 15-34 歳、在学しておらず、女性については未婚者に限定し、①有業者については勤め先における呼称がパートまたはアルバイトである雇用者、②現在無業である者については家事も通学もしておらずパート・アルバイトの仕事を希望する者。ただし、2002 年調査のみ、女性未婚者の中に離死別に
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2019/documents/217.pdf 53ページより抜粋
よる無配偶の女性を含み、また無業でパート・アルバイトを希望する者に、契約社員を希望する者も含まれる。以下の図表での定義は同じ。
さて、先ほど、推測した内容(単純に若年層の数が減ったから、フリーターの数も減っているように見えるだけで、社会全体のフリーターの割合は変わっていないかもしれない)について考察しましょう。
そのために年齢階層別フリーター率の推移を使うことにします(若年層の絶対数を調べても良いのですが、割合からも読み取れますので、今回はこちらで)。
年齢別のフリーター割合や、「男性計」、「女性計」の率を見ても、割合としては、さほど変わらない(むしろちょっと増えている)と言えます。
フリーターの割合はちょっと増えている(もしくはさほど変わらない)けれども、フリーターの人数自体は減っている。ということは、雇用が拡大したというよりも、若年層の全体数が減っているのではないかと考えられます(結論付けるには早いですが)。
さて、本題です。
大卒のフリーターはどれほどいるのかについて、「学歴別フリーター率の推移」を見てみましょう。
学歴別で見ると、中卒・高卒のフリーター率は高い傾向にありますね。
大学・大学院卒のフリーターは、男性は4.0%、女性は6.6%という結果です。
つまり、大卒・大学院卒の人たちを母数にすると、男性は、25人に1人がフリーターということになりますね。個人的な感想としては、「結構いるな」という感じです。
結果から
大卒フリーターの割合は、男性は4.0%、女性は6.6%という結果でした。皆さんが持つ感覚とのずれはあったでしょうか。
学力別ということで「大学」が一括りにされていますが、大学の中でも学力に差があります(教授ではなく、学生の学力という意味で)。大学が公表している進学についての資料を確認しても面白そうですね。
さらに詳細を知りたい方は、独立行政法人 労働政策研究・研修機構が出している、【若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③― 平成 29 年版「就業構造基本調査」より ―】を検索してみてください。
でたな、毒舌まさし!(笑)あれ?名前を変えてる!!