会社で知った本音と建前。「人事」は「ひとごと」と読めば筋が通る!

こんにちは。シャイニングフリーターです。

3年前ぐらいから、ブラックコーヒーが飲めるようになり、1日1杯程度飲んでいるのですが、コーヒーを飲むと体が冷えるようですね。

僕は、胃腸が弱いのか、週に1回程度はおなかを壊します。最近は、退職の原因となったパワハラの影響もあるのか、ほぼ毎日腹痛に悩まされているため、体を冷やすコーヒーを飲むべきではないかと…

冷えないようにコーヒーを飲まないべきか。そんなことを考えながら、今もコーヒーを飲んでいます(笑)

 

さて今日は、会社員時代を思い出し、人事について書いてみたいと思います。

 

会社で知った本音と建前。「人事」は「ひとごと」と読む

 

皆さんの会社には、人事部はあるでしょうか。

新たなメンバーの採用や、在籍している社員の異動・退職手続き等々…

私が勤めていた会社にも、もちろん人事部がありましたが、そんな人事部と面談した時のお話です。

「自己申告制度」という面談

 

ある日、会社から発表がありました。

社内で将来どのようなキャリアを経て、経験を積み重ねるのか、会社に対して希望を伝える面談機会を設けると。

希望する社員は、事前アンケートに興味を持っている部署やその理由等を記入・提出し、それをもとに面談が行われます。

 

まさし
会社と意思疎通ができそうな制度ですね!

そうだね。会社が社員に対して期待している役割とか、逆に社員からの希望も伝えられるいい制度だと思ったよ。大企業でも実施されているみたいだね。

 

私は、社内規定の作成や内部監査を行う部署の業務に興味を持ち、自身のキャリアの中で一度は経験してみたいと考え、面談を希望しました。

 

面談は、建前。はじめからお断りするためのものだった

 

実際に面談を行ってみると、はじめから「お断り」をするための形式的な相談場だったのです。

私が何を言おうとはじめから決まったこと(異動なし)を告げるしか面談者には選択肢がなかったのでしょう。悲しさのあまり、「なんのためにこの面談はあるのですか?」と失言してしまいました。

 

人事から告げられた内容は、以下の3点です。

・希望部署に異動する可能性はあるが、専門的な知識を持っていないため今はない

・営業で不動産業界の経験を積んでから、アドバイザー的な形で部署異動する可能性はある

・会社の意向で異動できないことは普通だから、理解してほしい

 

面談を行った当時の私は新卒2年目。もちろん専門知識はありません。将来的に配属される可能性があるのならば、どのような知識を身につければよいのかぐらいは教えてくれてもよさそうに思いますが、おとなしく営業でノルマをクリアし続けろといった雰囲気を感じました。

 

実は、新卒1年目の際もこの面談を行ったのですが、その際も終始お断りモードで、4つ希望した部署とは全く違う部署に異動した経験があるので、この面談は形だけのものだったことに早く気が付くべきでした。

社員への建前は、意味があるのか

 

社会には、「建前」がありますし、それを否定するつもりはありません。

株主に対して、「業績が悪くなってきました。もうダメかも」などと言う社長はいないですし、そもそも社長からそんな話は聞きたくありません。

 

そんな建前ですが、社内で使う必要はあるのでしょうか。

 

少なくとも、すぐにばれるような建前は必要ないでしょう。

とはいえ、あの面談制度を利用する人は少なく、利用しない人にとっては、「意見を聞いてもらえる面談機会がある」という認識になります。つまり、大多数の社員には、「建前上やっている面談で、実質何も変わらない」という実態が明らかにならないのです。

人からの見られ方、アピールの仕方などが意識される会社でしたから、「やってます」アピールは大事だったのでしょう。

 

一方で、将来のキャリアを考え、人事面談を希望する意欲のある社員には、失望を与える可能性があります。優秀な人材が転職すると、会社にとっては、新たに人材を採用するコスト等を含めて痛手です。

平均勤続年数3年程度でしたから、社員を育てる気はなかったのかもしれませんが…(笑) 

 

人事は「ひとごと」と読む

 

自己申告制度という面談を通してわかりました。

人事異動決定権のない人事が、会社の意向を伝えることも、社員の希望を受け入れることもできるわけないと。

 

すべては、社長が「自己申告できる面談をやろう」と大企業をまねて建前で作った制度でした。そんなお遊びに巻き込まれたのが、人事の部長や課長たち。

「専門的な知識がない状態で、異動の可能性は低い」と伝えてきたのは、皮肉にも物件販売部の部長でした。

不動産の専門家ですが、人事の専門家ではない部長。この制度に巻き込まれたがために人事面談をすることになったお気持ちはお察しますが、「専門的知識のない」自分は仕事をできていませんと表白しているようなものです。

 

人事部は、「じんじ」と読んでいましたが、「ひとごと」と読めばしっくりきます。所詮、扱っているのは他人事。異動できようができまいが、どうでもよいことなのです。

 

自分の人生は、人によって決められるものではなく、誰かが決めてくれるようなものでもありません。そんなことに改めて気づかされた面談機会でもあったかもしれません。 

 

今日はこのへんで。

それでは(^^)/

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