どうもシャイニングです。
見栄を張って、名前からフリーターを取り除きました(笑)
本日は、見栄を張ることによって、失うお金について考えてみたいと思います。
この話は、個人個人の価値観によるところがありますので、一概に無駄な出費とは言えません。
あくまで一般論ですが、「本当にそれって必要なのか」という視点で書いています。
マイホーム
本当に必要なのかシリーズひとつ目は「夢のマイホーム」です。
新築至上主義な日本。
新築マンション、新築住宅の供給数は堅調です。
不動産業界で勤めていた時は、築5年のほぼ新築よりも、築15年のフルリフォーム済中古の方が売れる印象でした。
家を買うことを否定はしませんが、
マイホーム欲しさに、精いっぱいのローンを組む人がいます。
このマイホーム、限界近くローンを組んでまで購入する必要があるのでしょうか。
せっかく高いお金を出して購入したのに、
新築購入時点で資産価値は一気に8割ほどに低下。
土地の価格にもよりますが、10年も住めば半値近くなってしまうこともあります。
住宅ローンの金利が低い時期ですが、ローン返済と共に資産価値が目減りしていくマイホームを購入して、30年・35年返済し続けるというのは、得策といえるでしょうか。
※住宅ローン控除や住まい給付金等のメリットもあります。余裕のある返済計画のもとで購入する場合は、メリットを得つつ、賃貸よりも月々の支払的に得することができる可能性もあります。
これまでの説明では、誤解を招くかもしれません。
要は、この家が欲しいから・自慢できるから等の理由で、無計画に「限界までローンを組む」のは必要ではないということです。
意外かもしれませんが、
「銀行が貸してくれる」≠「無理のない返済計画」 ということです。
少し話が逸れますが、不動産業界にいた時、中古物件の買取をしていました。相続、破産、任意売却(破産の一歩手前です)、住み替えなど、様々な理由があります。
その中でも築浅物件案件だと、「あー離婚かな…」となります。
ただ、離婚案件は買取業者と売主との間の金額の折り合いがつかない(5年しか住んでないんだから、購入代金の9割ぐらいで売れるだろうという売主と、6割5分で買って、7割5分の値段で売る算段をする業者との差です)。
結局粘って一般購入者が出てくるまで待つか、不本意ながら業者に売るかの2択になるんですけどね。
ローンの承認が下りたからといって、無理なく返済できる訳ではありません。返せなくなった場合、銀行は差し押さえすれば良いのですから。
マイカー
「マイ」って言葉を付けると、支配欲・所有することに対する喜びを喚起させます。
住んでいる地域によって、車が必要な場合はありますが、
例えば、都内でマイカーは必要とは言えないでしょう。
都内の月極駐車場だと、月5万円ほど料金がかかります。
自動車税、車検代等を車の購入代金と合わせると、月々の出費換算で数十万円以上になるでしょう。
さらにマイホームも購入していると、いくら収入が高くても、住宅ローンの返済とマイカーローンの返済、食費交際費等のその他の出費で普通のサラリーマンなら、家計はぎりぎり。
現在の資産リセールバリュー(売るときにいくらで売れるか)を考えて、資産価値が残りやすい車種を購入する等の計画を立てて…
という人はよいとして、
「休みの時にドライブに行きたいし、自分のものにしたいから」というような理由で買っているのであれば、いつまでたってもお金はたまりません。
レンタカーやタクシーで十分という可能性も考えるべきです。
人生で一度のイベントにかけすぎるお金
七五三、入学、卒業、成人式、結婚式…人生には節目節目でイベントがあります。
「せっかくだから」、「人生に1回きりだから」という言葉、大変魅惑的ですが、
それで+αの出費を重ねてしまうとお金はたまりません。
とはいえ、節目節目のイベントでお金をかけないというのも寂しいです。
先にお金を使うのではなく、先にお金を生み出してくれるものに投資する、順番を間違ってはいけません。
スマホ代
スマホを考えてみましょう。
例えば、アップルのiPhone。iPhoneⅩはたしか14万円ほど。
もちろんiPhone自体が無駄ではありませんし、価値があると考えてお金を使うことに異論はありません。
「みんな使っているから」
「iPhone持っているとカッコいいから」
こんな理由でiPhoneを使用する人に14万円分iPhoneを使いこなせるとは思えません。
例えば、Huaweiのスマホ本体は2~3万円程度で購入でき、
格安SIMの契約で月2,3千円の出費で済みます(実際に私もそうです)。
スマホやパソコンは手放せないので、通信費の出費は0にはできませんが、可能な限り安くする努力はしておきたいです。
不幸になる節約はしてはいけない
こまめに電気を消す。
1円でも安い卵を買うために隣町のスーパーへ行く。
節約には、いろいろな手法があります。
気を付けないといけないのが、「心を不幸にしてしまう節約はNG」ということです。
人間、休養・娯楽・趣味などの“息抜き”が必要です。
我慢を重ね、切り詰めすぎて節約できたとしても、幸福感にはつながりません。
正しく節約することが大事です。
モノの値段≠モノの価値
モノの値段というのは、不思議なものです。
1,000円のネックレスもあれば、10万円以上するものもあります。
10万円の価値を見出して、購入するのは良いですが、
「10万円だからいいものだ」と考えて購入していては、お金はたまりません。
モノの値段=価値と考えるのではなく、
そのモノが自分にはどれ程必要なのか、
自分にとって、どれほどの価値があるのか
そう考えることが大事です。
今日から意識改革
長々と書きましたが、一言で表せば、意識改革が必要です。
私自身、「どうせ買うならいいものを…」と考えてしまいがちです。
見栄に惑わされず、自分にとっての必要性・価値を考えて、お金を使いたいですね。
今後はより具体的に、私が実践する節約に関しての記事を更新していきます。
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