どうも。シャイニングフリーターです。
最近、「人生観」とか「会社員時代の記憶」投稿が多くなってますね。
人生を振り返る時間も大切ですが、前を向いて生きる力を身に付けないといけません。
ただ、時間ができるとどうしても振り返ってしまいます(笑)
さて今日は、「ミスをすること」についてです。
松岡修造さんのお言葉を借りて、タイトルを付けてみました。
日本に生まれ、日本で育った私は、すっかりこの国の環境に慣れています。
これまで数回海外旅行に行きましたが、文化の違いに驚き、日本での「常識」は必ずしも世界の常識ではないと知る機会になりました。
暮らしやすい日本社会
今回のお話は、「ミスは悪いことなのか」についてです。
私が触れた海外の文化と比べ、日本では完璧が求められる傾向にあると感じることがあります。
電車はダイヤ通りに運行。
お店での接客は丁寧(私語をしながら片手間に接客する感じはないですよね)
遅刻は許されません(無限に残業して会社に貢献するのは許されます笑)。
いい意味で、挙げだしたらきりがありません。
たまにあれ?と思うこともありますが、サービスを受ける側としては、ある程度のクオリティが約束されているのは、ありがたいものです。
暮らしやすく、すべてにおいて、ある程度のクオリティが保証されている社会ですが、裏を返せば、何かを始めるときに失敗しにくい環境でもあるといえます。
失敗に対して、許容する文化がないとも言えるでしょうか(私が知らないだけで、海外でも同じかもしれませんが…)。
ネットで叩く人は、もちろん海外にもいるでしょうが、言論統制がほぼない日本では、けっこうひどいこと書いてる人もいますよね。。。
私の教育方針を振り返る
部活の後輩、大学生の頃に勉強を教えた生徒、会社の後輩など、
私が「教える立場」になったことがあります。
後輩や生徒たちがミスしたとき、次同じ失敗をしないためにはどう指導すればよいかを心がけて話していました。
(教師を目指していました。)
1回のミス、2回目のミスなんて正直誰でもします。
大切なのはそう、次同じ失敗をしないことです。
そして、指導の際に重要なのが、怒らないこと。
怒ると、指導を受けたものは、「ミス=悪いこと」という認識を持ってしまいます。
それが印象に残り、同じミスをしなくなる可能性はありますが、この手法を繰り返すことによって、指導者に対する不信感や勉強に対するヤル気が失われる可能性の方が高いです。
失敗を過度に「悪」と思わない環境を作ること。
これを学習指導で重要視すると、生徒は伸びましたね。
社会人としての暮らしから学んだこと
社会人として、不動産業界を経験しました。
私が勤めた会社では、やたらとプロ意識を持てというお達しがありました。
プロだから、勉強して当たり前。
プロだから、完璧で当たり前。
ろくに研修もせず、ろくに教えることもできないから、
間違えた時の責任を個人に押し付けるんですね。
そういえば、新規事業部でバリバリ仕事をしていた先輩がいました。
リーダー的存在として、上層部の指示通りに規模を拡大しましたが、結果失敗。
彼は責任を取らされて、辞めていきました。
人の間違いを許容ぜす(むしろ他人のせいにしてしまう)余裕のない会社でしたね(元会社さん訴えないでください笑)。
間違いから学び、次に生かすことができれば良いのではないでしょうか。
互いが互いを尊重し、承認しあう世界。
そんな日を夢見ています。
まさし君… 優しくしてください(笑)