こんにちは。シャイニングです。
今回は、不動産業界勤務の経験を生かして、プロパンガスの値段が高いといわれる理由をご紹介します。
一般的に都市ガスの値段を1とすると、プロパンガスは1.1~1.4程度でしょうか。
この値段の差は何か。皆さんご存知でしょうか。
不動産業界の人も知らない可能性が高いので、知らなくても安心してください(笑)
これから一緒に見ていきましょう。
プロパンガスとは
まず、プロパンガスとは何かを紹介しましょう。
ガスは大きく分けて都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2種類あります。
都市ガスはガス管を通って供給されるガスですが、プロパンガスは家とかアパートの横に設置されている、大きなガスボンベのようなあれです。
プロパンやブタンを主成分とする、液化石油ガスのことですね。
このプロパンガスは、一般的に料金が高いといわれるのです。
なぜ高いのでしょうか。
値段が高い原因と、適正料金の調べ方
それでは、価格が高いと言われる理由と、適正料金をどのようにして調べればよいのか見ていきましょう。
ボンベの輸送費が原因!?
プロパンガスは、ガス業者がガスボンベ(?)を運んでくれます。
都市ガスは一度整備してしまえば、ガス管の中を通って供給されますが、プロパンガスは一定期間経過すると、ガス会社が交換に来ます。
交換にあたっての輸送費や人件費がかかるのです。
いやまさし君、それもあるけど、ちゃいますねん。って君だれ?(笑)
自由料金制
プロパンガスが高くなる原因、それは「自由料金制」です。
プロパンガスの料金は、ガス業者が自由に料金を決定できます。
そうなんだよ、まさし君。いいこと言うね~(この人誰なんだろう…)
お店によって自由に料金を決めるのはある意味当たり前ですが、
ガスや電力といった公共インフラは、法で定められた一律料金が適用されると勘違いしている人が多くいます。
さほど料金比較することなく、料金の高いプロパンガス会社と契約してしまうというケースがあります。
料金表を公表する義務がなかったりするので、そもそも値段がわからないというケースもあり得ます。
まさし君、適正料金は、簡単に調べることができるんだよ!
適正料金を調べよう!
例えば、500mlの水ペットボトルの適正料金は、100円ぐらいでしょうか。
では、プロパンガスは…全く想像できませんね(笑)
感覚では判断が難しいですが、適正料金を調べるために便利なサイトがあります。
それは、「プロパンガス料金消費者協会」です。
こちらで簡単に適正料金を確認することができます。
まずは、自分が支払っている料金が適正なのかを調べることから始めましょう。
電力自由化の時代ですので、他者への乗り換えは簡単に行うことができます。
給料3,000円アップよりも、固定費3,000円を削減する方が早く、効果的ですね。
賃貸物件に住んでいる場合…
賃貸物件の場合は、大家さんがプロパンガス会社を決めていることが多く、
個別にガス会社を変更するのは難しいです。
また、プロパンガス会社が大家に営業をかけて、ガス利用に必要な給湯器等の設備費用を無料にする契約を結んでいる場合があります。
そのプランを契約していると、設備代などが入居者の毎月のガス代に上乗せられるため、値段が高くなります。
入居者にしわ寄せが行くんですよね。
プロパンガス会社に直接交渉しても取り合ってくれない可能性が高いです。
大家さんを説得して、安い会社に乗り換えてもらうことができれば、料金を抑えることができますが、少々難易度的には高いでしょう。
まとめ
「プロパンガスは高い」。
その理由を知ろうとする人は、それほど多くありません。
電力会社はそこに付け込み、高い料金を請求してきます。
「こういうものなんだろう」と思ってしまう癖が身に付くと、
日常のあらゆる「ちょっとした違和感」に気づくことができなくなります。
豊かな生活を送るために、まずは当たり前のように出費している
固定費を見直してみるのも良いかもしれません。
まさし君!「こういうもんだ」と先入観を持つんじゃなくて…
いや、これに限っては正解!ブラックだね!!!(笑)