憧れのタワーマンション。住む前に知っておきたいこと5選

こんにちは。シャイニングフリーターです。

フリーターとは無縁のタワーマンション。でも高層階で住んでみたい気持ちを持つのは自由ですよね(笑)

ということで、今回は、元不動産会社勤務のシャイニングフリーターがタワーマンションに住む前に知っておきたいこと5選をお送りします。

タワーマンションで知っておくべきこと5つ

 

それでは、知っておくべきこと5つを見ていきましょう。

 

その1:メリットを知るべし

多くの人があこがれるタワーマンション。もちろんメリットはたくさんあります。

都心に近いこと 

 

タワーマンションは郊外ではなく、利便性の良い都心に近くに建てられる場合がほとんどです。

便利な立地で、申し分のないアクセスというわけですね。

 

収入面で住人レベルが一定 

お金がない人は住めませんし、一般的な会社員では、住めません。

立地にもよりますが、賃貸でも20万程度の給料では、到底不可能です。

お金持ちといっても、上には上がいるのでしょうが、少なくともある一定レベル以上の層が住んでいるといえます。

つまり、批判を恐れずに言うと、急に暴れたりするようなおかしな人は住んでいる確率が低いです。

 

最新の設備で豪華

 

上でお話ししたように、タワーマンションは、一定水準以上の収入の方がお住まいになります。そのため、中の設備も豪華です。

最新の防音設備や、システムキッチン、収納など、インテリア面でもおしゃれですから、住む人にとっては、さぞ心地よいでしょうね。…とはいえ物理的にマンションが重くなり、地盤沈下するのを避けるため、住居壁はコンクリではないケースが多いです。

まさし
壁がコンクリじゃないってことは、 頑張ったら壁に穴を開けられるってことですね!

そう!でも開けちゃだめだよ!(笑)

 

低層マンションに比べ、坪単価が割安であること(最近は高いかも…)

東京の地価は高いので、広い土地を購入して5階建てぐらいのマンションを建てるよりも、狭い敷地でより高く積み上げていく方が建築コスト削減になります。そんな背景で生まれたのがタワーマンションです。

同じ土地の広さでも、タワーマンションは高さがあるので、同じ地域で比べると、坪単価的に割安で提供できるといえます。

ただし、眺望は価格の上振れ要素ですので、高層階では一概にそうとは言えません。高層階の住民になれば、下界の民を見下ろし、優越感に浸れるかもしれません(笑)

まさし
シャイニングさん、なんかタワーマンションの住人をディスっていませんか?

え、そうかなぁ。貧乏な自分がみじめに思えているのかな(笑)

 

免震ゴムなどの耐震対策が万全 

タワーマンションは、もちろん高さがあるため、地震などの災害対策面では厳しい基準をクリアしなければなりません。

上の写真のような、免震の積層ゴムなどの最近の設備が投入され、万が一の地震に備えられています。

 

マンション内にスポーツジムなどがあり、利便性に優れている

 

東京の地価は高いので、広い土地を購入して5階建てぐらいのマンションを建てるよりも、狭い敷地でより高く積み上げていく方が建築コスト削減になります。そんな背景で生まれたのがタワーマンションです。

高層階は、下まで降りるのに時間を要し、利便性的には悪いかと思いきや…

人間は高いところが好きなのでしょう。高層階が人気で高価です。美しい夜景も楽しむことができますからね。

そういった人間の性(?)もうまく利用しつつ、タワーマンションは売れ行きを伸ばしています。

 

その2:デメリットを知るべし

生活する上でのデメリットもあります。

 

洗濯物は外に干せない

 

景観を損なわないため、風で飛ばされるとあぶないため、などの理由で洗濯物は外に干せません。お日様の匂いは味わえないのです。

ただ、タワーマンションの住人なら、大抵は全自動洗濯機を持っているでしょうから関係ないかもしれません(笑)

 

太陽光があつい

 

住居は南向きが人気ですが、高層階で南向きだと、太陽光を遮るものがないため、超あついです(笑)カーテンを閉めてクーラーをガンガンつけることになりますね。意外と北向きとかの方が人気だったりします。

 

エレベーターが大渋滞

 

縦長のマンションです。たくさんの人が住んでいますから、朝が問題です。

エレベーターが来ない。かといって階段で降りるわけにもいかない。会社に遅刻する…というわけです。

朝余裕をもって行動しなければいけません。

 

その3:今後の修繕について現状を知るべし

 

マンションの歴史は戦後からなので、せいぜい50年程度しかありません。

もちろんタワーマンションの歴史はさらに浅いです。

 

大規模修繕の記録があまりないため、費用見積りが正しいのか、誰にもわかりません。つまり、大規模修繕の際に追加で100万円徴収されるなど、見積もりがブレる可能性があるということです。

 

たとえば、先ほど免震対策について触れました。免震のゴム、1個200~300万円ほどします。タワーマンションは、数十個のゴムによって支えられているので、取り換え費用は、少なく見積もって200万×20=4,000万円です。

昨今、さまざまなもので原材料費の高騰が叫ばれています。結局、設備を取り換える時期になってみないと価格はどうなるかわからないと考えておいて良いでしょう。

 

ところで品確法という法律をご存知でしょうか。新築住宅の場合、雨漏りや給排水管に欠陥があった場合、売主の分譲会社側に10年間の修繕責任があります。しかしそれ以降は、不備の修繕費用はすべてタワマン所有者の負担になります。

 

分譲会社は、売れればあとの修繕等の費用が上振れても、ぶっちゃけどうでもいいんです。それだけは覚えておいたほうが良いでしょう。

 

その4:人間の性について知るべし

 

大したことのない理由に見えますが、一度住んでみると住居グレードを下げることが難しくなるようです。

 

不動産業界にいるときは、資金繰りが難しいという理由でちょくちょくタワーマンションの買取案件をもらっていました。

 

私がいた会社では、タワーマンションで失敗した思い出があるようで、買取はできなかったんですけどね。

 

その5:武蔵小杉のタワマン停電事件を知るべし

 

2019年10月に武蔵小杉で起こった、電源喪失事件。毎日いろいろなニュースが出てくるので、記憶が薄らいでいきますが、ぜひとも覚えていただきたいニュースです。

大型台風の水害が原因で起こったのですが、この電源喪失によって、以下のような事例がありました。

  • エレベーターが動かない
  • 電気を必要とする給水のポンプが動かず、水が出ない
  • もちろんトイレも使えない

上層階の人は、階段を使って1階まで降りなければなりません。

当時は台風の災害で水があふれていましたから、1階に行っても外に出歩くのは不可能だったでしょうね。

つまり、実質的に閉じ込められていることになります。

災害時にこうした停電などが生じ、閉じ込められる可能性があるのは、頭に入れておくべきでしょう。

足の悪い人は、特に気を付けた方が良いと思います。

 

まとめ

さて、これまで、タワーマンションのメリットデメリットを含めて知っておきたいこと5選をご紹介しました。

将来タワーマンションを買いたい人、賃貸で住みたい人、まったく興味のない人も含めて、知識を持っておくことは無駄にはなりません。

皆様のお役に立てれば幸いです。

 

このような記事も書いていますので、ご興味ある方はぜひご覧ください!

https://shiningfreeter.com/shousyukoukin/2257/

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