こんにちは。シャイニングです。
保有銘柄「日本信号」の配当金を得ましたので、その報告と、銘柄についての分析を行ってみたいと思います。
10万円の給付金も支給され始めた頃ですし、参考にしてみてください。
お、まさし君ありがとう!自己責任で!(笑)
日本信号について
ここから、日本信号について見ていきましょう。
会社概要
日本信号は、東京都千代田区の丸の内に本社を置く、大手信号会社です。信号大手といえば、3社ほどありますが、ここがトップですね。
資本金は100億円あり、東証一部に上場しています。
株主数は、2020年3月31日現在で13,033名。自己名義約9%、個人が約26%、金融機関が約38%、国内法人が約11%、外国人が約15%、証券会社約1%と、非常に「おかたい」構成となっています。
上記画像は、2019年3月末の株主構成比率です。2020年3月末で株主数は13,033名のため、約3,000名が増えている状況ですね。
配当金をゲット
2020年3月期は、1株当たり配当金は26円となりました。
中間配当金が7円で、期末配当(今回)が19円という内訳です。
配当性向は25%程度ですので、増配の余地もありそうです。
私の保有株は4,000株ですので、19円×4,000株=76,000円の収入です。
うん、500万円分ぐらい買ってる。含み損だけどね(笑)
業績を確認
では、業績を確認してみましょう。
2020年6月8日現在、このような感じです。
純資産倍率的には、ちょうどよい株価に思えますが、利益率も悪くないですし、今後の伸びに期待が持てます。
また、ROE,ROA、自己資本比率も問題ありません。株価はコロナショックもあって一度は低下しましたが、直近では今年1月ごろに2015年の高値を超えて、業績の伸びに期待感が出ていました。
財務状況も問題ありませんし、購入にあたって、業績・財務面では懸念点はなさそうです。
ビジネスモデル
日本信号には、2つの主力事業があります。
ひとつは、交通輸出インフラ事業です。
自動列車制御・停止装置や踏切保安装置などの鉄道信号、交通管制システムなどを扱うスマートモビリティがあります。
もう一つは、ICTソリューション事業です。
これは、電車の自動改札機やホームドアの設置などを扱うAFC,ゲート式駐車場管理システムやセキュリティゲートなどを扱うスマートシティ関連事業です。
ホームドアの設置などは、日本で急速に進められ、さらにインドやタイ、バングラデシュなどの海外交通でも設置が進んでいます。
海外展開を行っているため、機器の受注面でもまだまだ頭打ち感はありませんね。
驚異の勤続年数
私が注目したのは、従業員の平均年齢と勤続年数です。
2020年3月31日時点で、従業員数は1232人、平均年齢は42歳10か月、平均勤続年数は18年3か月となっています。
私がかつて勤めていた不動産会社も上場していましたが、平均勤続年数は3年程度であったため、18年というのはとてつもない数字です。
私は社歴3年で辞めましたが、東大卒の秀才は半年で見切りを付けました(笑)
4Q偏重型ビジネスモデル
日本信号の決算で知っておくべきことがあります。
それは、4Qに売り上げが偏るということです。
これまでの業績を見てみましょう。
ごめんね~でも見やすいでしょ?(笑)
これを見ていただくと分かりますが、4期の売り上げがすごいです(笑)
株の個別銘柄を購入するときは、こういった会社の特徴なんかも押さえておきたいですね。3Qまでの業績進捗率が悪く思えて、安値で手放してしまうなんてこともあり得ますから。
投資状況と今後の方針
私は、2020年の2月に日本信号を購入しました。取得単価1,399円で4,000株保有しており、現在1,230円程度ですので、70万円ほど含み損です。
一時期含み損が160万円まで膨らみましたから、かなり気持ち的に楽になってきました(笑)
交通輸出インフラ事業、ICTソリューション事業共に成長性があり、営業利益率10%超えという高さも加味したうえで、会社の将来性が大いにあると判断し、保有を続ける方針です。
まとめ
さて、今回は、日本信号について取り上げてみました。
すぐに株価が2倍3倍…とはならないかもしれませんが、私は長期目線で保有を続けます。さて、みなさんはどうされますか?
それでは(^^)/