【投資関連】高利回り、注目のインフラファンドについて

(この記事は、2020年5月の投稿へ、9月15日に得た配当金についての情報を加えたものです。)

会社員時代、給与所得だけでは不安に感じ、コツコツ投資を行ってきた、高配当投資。今回は、私が投資しているインフラファンドについて概要の説明です。

 

前回、不労所得シリーズ導入編で「高配当」かつ「業績に連動した株価向上」での利益を狙えるような銘柄に焦点を当てていきますと宣言しました。今回は高配当(高分配金)銘柄である、インフラ投資法人について、個人投資家の視点で投資を考えてみたいと思います。

 

インフラファンドとは

 

インフラファンドとは、投資家から集めた資金を使い、太陽光発電施設などのインフラ資産を取得し、運営業者等に貸し出して賃料収益を上げる投資法人です。

太陽光は急になくなるわけではありませんので、長期にわたって安定した収入が見込めるというわけです。

現状は太陽光だけですが、今後は風力や水力等他の資源を活用した取り組みも期待されています。

 

現在上場している銘柄

 

そんなインフラファンドですが、現在東京証券取引所に上場している銘柄は7つです。

  • タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)
  • いちごグリーンインフラ投資法人(9282)
  • 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)
  • カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
  • 東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)
  • エネクス・インフラ投資法人(9286)
  • ジャパン・インフラファンド投資法人(9287)

タカラレーベンが一番早くに上場し、あとから以上の銘柄が続いているような状況です。

それぞれの利回りを見ていきましょう。

 

インフラファンドの利回り一覧

インフラファンドの魅力として、安定して高い利回りが見込めることが挙げられます。

2020年5月1日現在の銘柄と利回りは以下の表のようになります。

銘柄株価(5月1日現在)年間予想分配金(1口)表面利回り
タカラレーベン・インフラ投資法人115,100 円7,006円6.08 %
いちごグリーンインフラ投資法人59,900 円3,580円 5.97%
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人93,300 円6,400円6.85 %
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人107,800 円7,400円 6.86%
東京インフラ・エネルギー投資法人 93,500円6,793円7.26 %
エネクス・インフラ投資法人85,500 円6,000円 7.01%
ジャパン・インフラファンド投資法人92,400 円3,945円 4.26%

上場企業や不動産を扱うリート系の銘柄と比べていただくとお気づきになると思いますが、株では3%~4%を超える銘柄が高配当銘柄と判定される中で、インフラファンドは約6%もの利回りがあります。利回りだけ見ると、驚異的ではないでしょうか。

※ジャパン・インフラファンドは、上場して間もないため、分配金が低めですが、今後伸びていくものと思われます。

これほど利回りが高いと、怪しくないかと疑ってしまうでしょうか。

 

インフラファンドのリスク 

そんなインフラファンドですが、当然以下のようなリスクもあります。

 

株価の下落

 

株は元本保証がない金融商品ですので、どの銘柄にも当てはまります。太陽光は、無くならないため、インフラファンドの株価は比較的安定していると言われますが、世界の情勢によって、やはり多少なりとも下落する局面はあります。下落したときに買い増しする手も有効でしょう。

 

地震や台風等の天災による、太陽光パネルの破損、崩壊

 

太陽光パネルは、外に野ざらしで設置されているため、雨風程度では壊れないものの、台風や地震といった災害時には、被害を受ける可能性があります。ただ、天災によってすべての発電所のパネルが崩壊してしまうのは考えにくいです。そんな威力の災害ならパネル以外のあらゆる建物がほぼ倒壊するでしょう。

パネルが壊れてしまうことへの対策は、各投資法人によって違いますが、基本的にはそういった災害による被害を補填する保険に入っているため、万が一の場合は、保険が適用されることを考えるとリスクは限定的と考えられます。とはいえ南海トラフ地震なんかは来てほしくはないですが…

また、九州地方や日本海側など、投資法人によって発電所設置場所に偏りがあるため、インフラ投資法人の中で分散投資をすることで、天災によるパネル破壊や株価下落リスクも低下させることができそうです。

 

インフレリスク

インフラファンドの収益は、固定賃料(+業績連動賃料)での収入のため、物価の上昇率が高くなると分配金の価値が目減りしてしまします。

例えば、1つ100円で購入できたパンが、1つ110円に値上がりしたとしましょう。これまで100円で購入できたのに、今は110円出さないと買えません。つまり、物価の上昇が起こると、お金の価値としては下がってしまいます。ざっくりとした説明ですが、これがインフレリスクです。

物価は上昇しても分配金がそのままであれば、投資する価値としては目減りしますよね(物価の上昇と共に賃料も上がればよいのですが、基本的には連動していません)。ただ、日本は物価の上昇率が緩やかです。今のところ私自身はそれほど気にしていません。

 

シャイニングフリーターの投資状況

 

以上を踏まえ、インフラ投資法人銘柄で分散投資を心がけようとは思いつつ、カナディアンソーラーをNISA口座で集中購入しているのが現状です。

以下が現在の保有株数です。

銘柄口数予想分配金(1口)合計分配金
タカラレーベン・インフラ投資法人 17,006円 7006円
いちごグリーンインフラ投資法人 03,580円 0円
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 106,400円 64,000円
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 427,400円 310,800円
東京インフラ・エネルギー投資法人 06,793円 0円
エネクス・インフラ投資法人 06,000円 0円
ジャパン・インフラファンド投資法人 03,945円 0円
2020年5月1日現在、保有株数と年間予定分配金

海外での実績とファンドの規模、格付け、分配金利回り等総合的に判断して購入しましたが、現状では株価も値上がりし、比較的上手く運用できています。インフラ投資法人のみで、約38万円の分配金を得ていますが、50万円程度になるまで増やしていきたいです。

ただ、コロナウイルス蔓延の影響で、株価が下落し、少しずつ購入していたインフラファンドはカナディアンソーラー以外含み損になっていますが、長期的に保有していきたいです。

インフラファンドはビジネスモデル上、値上がりは期待できませんが、高利回りのため、今後も追いかけていきます。

 

追記(2020年9月17日)

コロナショック等はありましたが、インフラファンドの株価は、ほぼショック前の株価に戻り、含み益が出ています。

先日、カナディアンソーラーの分配金(配当金)をゲットしました!!!
5月1日時点では、42口でしたが、コロナショックの際に1口買い増しました。
資金が残っていれば…悔しい限りです(笑)

 

こちらが分配金計算書です(画質良く無くてすみません)。
159,100円いただきました。

 

平均取得価格ですが、NISAでは約10万円、特定口座では11万4千円程度ですから、間を取って、10万円台後半ぐらいです(どちらの口座もほぼ同数保有しています)。

株価が安定しており、年間7%程度の配当金を得られるため、好んでたくさん買っていますが、現段階ではそれが功を奏し、保有資産を増加させることに成功しています。

 

配当金が約16万円ですと、実際に手元に入ってくるのが13万円弱(所得税等が引かれる)なのですが、今回はNISA口座購入分も入っていますので、14万5千円程度が手取りです。
JTの配当金も入ってくるので、今月の分配金・配当金の手取りは、15万円程で、諸々の生活費を賄えてしまいます。金のなる木というものがありますが(実際に金は実りませんが(笑))、高配当株投資は、そんなイメージでしょうか。

将来的に、ほぼ毎月の固定費を配当金収入で賄うことができるように、これからも高配当株投資を継続していきます。その模様は、不定期ですが、皆様にも共有していきますので、自由にコメント等いただけますと励みになります!

それでは(^^)/

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