ヤマダ電機の株を買って利回りを上げる、悪魔的方法論。

【重要】最後までお読みください。

 

企業によって様々な株主還元を実施していますが、小額投資をしている株主にとって強い味方なのが株主優待でしょう。

株主優待が欲しいからと言って、企業について全く調べないまま株を購入するのはお勧めしませんが、株に馴染みがない投資初心者にとっては、優待をきっかけに投資を始めるのも一つの選択肢としてアリではないでしょうか。

 

フリマアプリで気を付けること

 

株主優待は、自分で使うのが理想ですが、食事券などの場合、基本的に期限が決められているので、期限内に使う機会がなかった場合は、紙切れになってしまいます。そんな時は、フリマアプリで売却するというのも一つの手です(転売禁止などのお願いが書かれている場合があるので、その場合は従います)。

 

もしくは、はじめからフリマアプリで売却することを前提に株主優待目当てで株を買うことも考えられるでしょう。

 

注意しなければならないのが、フリマアプリで優待の販売が禁止されている場合があるということです。

 

例えば、以前メルカリでは、金券類の販売が禁止されていました(今は優待券は良いようです。)株主優待券は、金券なのか金券でないのか、種類によって微妙なものもありますが、よく考えて出品したほうが良いですね。

 

同じ優待券が出品されているかを調べると参考になります。

 

ヤマダ電機の株主優待券を売る

  

ヤマダ電機(9831)を例に挙げて考えてみましょう。

業績によって変わりますが、2019年は、100株保有で年間1,363円の配当金を受け取ることができました。そして、年2回1,000円と2,000円分の優待券を受け取ることができます。

さらに1年以上継続保有すると優待券の2,500円×年2回にアップするので、利回りは格段に向上します。

フリマサイトでは、8割~8割5分ぐらいの値段で取引されているので、低く見積もって8割で売れた場合以下のような手取りになります。

優待券金額1,0002,000
80%成約価格8001,600
販売手数料(1割)-80-160
送料-63-63合計
手取り6571,3772,034

ちなみに送料を63円としているのは、定形郵便ではなく、送料63円のミニレターで発送することを前提としているからです。送料はできるだけ安くしたいですね。

 

合計金額に年間の配当金額(税引き後1,086円)を合わせると、3,120円となります。

 

利回りはいくらで取得したかによりますが、現在の株価492円(2020年7月10日終値)で考えると、実質で6.34%になります。

 

また、ヤマダ電機は、長期保有している株主に対して、優待を拡充しています。

1年の継続保有で利回りが向上した場合がこちら。

優待券金額2,5002,500
80%成約価格20002,000
手数料-200-200
送料-63-63合計
手取り17371,7373,474

これに配当金額(税引き後1,086円)を合わせると、手残り4,560円となります。

現在の株価492円(2020年7月10日終値)で利回りを考えると、実質で9.26%になります。

さらにさらに、2年以上継続保有すると、3月末基準日の優待券が3,000円にアップするため、実質利回りはジャスト10%。驚異の高配当です。

 

配当金利回りが3~4%以上で高配当と言われる株の世界で、実質で利回り約10%を得ることができるヤマダ電機は、投資対象として考えてもよさそうです。

 

ただし、優待券は保有株数によってもらえる金額が変更になるため、どれだけ投資しても利回りが高くなる訳ではないことに注意したいです(下記参照)。

100株~ 499株500株~ 999株1,000株~ 9,999株10,000株以上
3月末1,000円分 (2枚)2,000円分 (4枚)5,000円分 (10枚)25,000円分 (50枚)
9月末2,000円分 (4枚)3,000円分 (6枚)5,000円分 (10枚)25,000円分 (50枚)

(ヤマダ電機HPより抜粋して作成 URL: https://www.yamada-denki.jp/ir/yuutai.html

この表から見ると、100株保有がお得ですね。

 

優待券をそのまま使う場合は、額面通りで使えるため、お得感としては更に大きく感じられるはずです。

 

自分で優待券を使用するのがベストですが、フリマアプリで販売することも選択肢の一つにしておきたいです。

※投資を勧めるための記事ではありません。投資は自己判断、自己責任でお願いいたします。

 

まずは口座開設から

口座を持っていないと、始まりませんから、まずは口座開設から始めましょう。

証券口座は、手数料の安いネット証券がオススメです。

(追記)

この文章を書き終わって気が付きました。

ヤマダ電機の優待は、本人使用のみで、譲渡や販売は禁止されていました。

大変失礼いたしました…。

個人使用だと、利回りがさらに上がって、超お得です!!(笑)

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