つひにゆく道【伊勢物語】の原文と現代語訳
以下につひにゆく道【伊勢物語】の原文と現代語訳を記載していきます!定期テスト対策などにお役立てください!
原文)昔、男、わづらひて、心地死ぬべくおぼえければ、
訳)昔、ある男が、病気になって、今にも死にそうだと思われたので、(歌を読んだ、その歌は、)
原文)つひにゆく道とはかねて聞きしかど 昨日今日とは思はざりしを
訳)(死というものは)誰でも最後に行く道であると以前から聞いていたけれど、昨日今日のことだとは思わなかったことだなあ。
つひにゆく道【伊勢物語】の学習ポイントを解説します!
つひにゆく道【伊勢物語】の学習ポイント①このお話の概要
病気になって、死ぬかもしれないと思った男が、死というのは誰もが行く道ではあるが、昨日今日のこととは思っていなかったという歌を詠んだというお話ですね。
つひにゆく道【伊勢物語】の学習ポイント②用語の解説
「死ぬべく」の意味:今にも死にそうだ
※「べし」が推量の助動詞で、「・・・しそうだ」の意味
べしについては、一度辞書を確認してみてください!
https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%B9%E3%81%97#goog_rewarded
「ついにゆく道」の意味:最後に行く道(三途の川的な感じですね)
「思わざりしを」:思わなかったことだなぁ ※「を」は詠嘆の間投助詞です
つひにゆく道【伊勢物語】の学習ポイントを解説してみました!
短い文章なので、定期テストでは、しっかり訳せるように対策して臨みたいですね!
他にも現代語訳をしていますので、ぜひ参考にしてみてください〜!
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